yesの上にyesを載せて 〜6月〜8月のドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

  • 2019.06.18 Tuesday
  • 08:00

 

 

 

即興劇の興味深いところは、何と言っても、始めたら取り返しが効かないこと。

台本があるわけではないので、言葉や動きなども方向性も、何が出るか何処へ行くか、始まる前はその場にいる誰もが分からない。

唯一、全員が共通のものとして持つのは、ドリームシアターでは語られた夢見者の夢である。それも、夢見者が全身全感覚で味わった夢を、言語で括って(実際のシアターでは描画がそれを補っているが)伝えたものだから、何とまあ曖昧で掴み所がないものなのか。でも、それのみが全員を繋げている。

 

始まれば、他のアクターが表現したものの上に自分の表現を載せていく。そしてまた自分の表現の上に他のアクターが表現を載せていくことで、即興劇は成り立つ。

 

一人のアクターが提示した表現の場に反応して、瞬間的に他のアクターが瞬間的に次の場を創る。自分が受け取った夢見者の夢の感じと他のアクターの受け取り方は違うかもしれない。そこで違和感が起きるかもしれない。でも、それに対して「ちょっと待って」と劇を止める事はできない。違和感は違和感として内包しつつ、提示された表現の上に自らの表現を載せる。yesの上にyesを載せて行く。

流れて行ったものは取り返せない。場に出された表現は消すことができない。訂正することはできないのだ。既に他のアクターが、そして場そのものが表現を受け取ってしまっているから。

 

うーん、これって、人生そのものではないか。日々の過ぎ去っていく時間も場も、絶対に戻すことはできない。私たちは、常に即興劇をしているようなもの。瞬間瞬間、此処に生きている自分が次の時間と場を創り出し、その流れは決して決して後戻りができないのだ。

 

シアターは、人生の在り方の一部を、凝縮して見せてくれる。yesにyesを載せていった先に、新たなものが生まれでる不思議さと感動。だからきっと興味深いのだろう。

それを共に創り上げる仲間がいることに感謝します。

(文・依浮)

 

☆ドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

日時・会場:

‬‪6/23(日)

12:30〜17:00

奥沢地区会館第1会議室(東急大井町線九品仏下車3分)‬


‪7/7(日)

12:30〜17:00

 奥沢地区会館大会議室(東急大井町線九品仏下車3分)


‬‪8/25(日)

12:30〜17:00

九品仏地区会館第1会議室(東急大井町線九品仏下車2分)

 

参加費:3,000円(1回)


内容:五感・身体など、自分のすべてを使って夢と関わり、夢の歓び、表現の楽しさを実感するワーク。


対象:どなたでも参加できます。


ファシリテーター:依浮とし子(アートセラピスト、ドリームワークファシリテーター)

 

*準備の都合上、必ず前日20時までにお申し込み下さい。

 

☆お申し込みはこちらからどうぞ!


☆その他のお問い合わせはこちらから

夢は嘘をつかない 〜6月、7月のドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

  • 2019.05.20 Monday
  • 19:50

 

夢は嘘をつかない〜 長らく夢と付き合って来て、ある時ふと浮かんだこの言葉が、私の確信になっている。

嘘をつくのは言葉であり、イメージは嘘をつかない(つけない)と、考えて来た。

 

今、読んでいる本。「夢のフロンティア」(マーク・J・ブレッシュナー著)の-5章のタイトルは「夢のなかでは決して嘘をつかない」とあり、それはテキスト内で次のフレーズに繋がっている。「しかし、夢については嘘が言える。」

 

夢について他者に話すとき、言葉がどんどん進んで、別のイメージを構成してしまうことがある。心の何処かに「???」が浮かぶが、それは一瞬のことで、次の時間には見えなくなっている。夢日記をつけるときも、言葉や時間の整合性に気を取られて「?」をそのままにすることも多々ある。この「?」が、後に夢日記を見返したとき戻ってくることもあるが、全く気付かずスルーしてしまうことも少なくない。

 

嘘をついているつもりはないが、(夢であれば嘘だと人に知られることはないし)、なめらかな言葉の連なりは、他者や自分が受け入れ易い形になっている分、どこか工作的で平面的になってしまっているだろう。

 

だから私は、夢日記であれば、何度も何度も見返して、慎重に「?」を探す。
話し言葉で出したものは、殆どが「?」を取り返す術を持たない。

この事は、夢だけではなく、覚醒時の生活の中でも良くあることではないか?
私たちは、ある部分は現実に合わせるために、自分にも他者にも嘘をつく。
そして、嘘は次の嘘を招き、いつの間にか自分にとって何が本当だったのか分からなくなる。現実の生活は、夢ではない。即ち、その大半は私一人のものではないので、声に出した取り返すことのできない嘘が、他者との関係性の中で齟齬を産み続ける。

 

「人は信じられない」。この言葉はそのまま自分にも戻ってくる。その結果、自分の嘘と他者の嘘に触れぬよう、何枚も固いマントを被って暮らすことになる。そんな人々の群れは、まるでハリネズミの集団のよう。

 

ワークで夢をシェアしあう時は、できればこの固いマントを少しは脱ぎ捨てて向かい合いたいものです。

夢は、嘘をつかないと同時に、言葉の持つ刃を持っていません。

共有する時、言葉の介在は避けられないですが、自分の発する言葉に丁寧に耳を傾けながら、僅かな「?」にもフォーカスして、言い換えることのできる場が大切だと思っています。夢に坐して、マントを脱いだら爽やかな風が吹き抜けるでしょう。

(文・依浮)

 

☆ドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

日時・会場:
6/23(日)

12:30〜17:00

奥沢仏地区会館第1会議室(東急大井町線九品仏下車2分)


7/7(日)12:30〜17:00

奥沢地区会館大会議室

(東急大井町線九品仏下車2分)


参加費:3,000円(1回)


内容:五感・身体など、自分のすべてを使って夢と関わり、夢の歓び、表現の楽しさを実感するワーク。


対象:どなたでも参加できます。


ファシリテーター:依浮とし子(アートセラピスト、ドリームワークファシリテーター)

 

*準備の都合上、必ず前日20時までにお申し込み下さい。


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☆その他のお問い合わせはこちらから

気づきの宝庫 〜5月、6月のドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

  • 2019.04.23 Tuesday
  • 19:48

 



夢は複雑で、構造的には多重であり、その意味においては多義的である。即ち、一つの夢には多くの意味が重なって含まれている。だから、教科書通りの分かり易いシンプルな様式に見える時もあるし、抽象画のように何を言ってるのかサッパリ分からない時もあるのだ。

目覚めて、夢を思い出す時、当然ことながら自我的・言語的思考の文脈に合わせなければ、夢を掴む事は難しい。時間も空間も物事のあり方も、起きている自分の枠組みで捉え記憶する。分かり易い夢は、この言語的思考に合わせ易く、しかもその時点で自我的に受け入れ可能なもの。サッパリ分からない夢は、この文脈では切り取り難く、自我の抵抗に阻まれるもの。

どちらの夢も、たくさんの気づきの宝庫なので、私は良く夢日記を見返す。思い出した時には納得した夢にも、また疑問符だらけだった夢にも、見返した時点での新たな気づきのきっかけがたくさん残されている。

だからこそ、ドリームシアターでも、振り返りの時間が大切なのだ。そこには、夢見者、演者、その場の全ての人に、気づきのための雨が降り注いでいる。夢をみた「時」、日記に書いた「時」、シアターで演じた「時」など、複数の「時」の膨らみが大きな一枚の絵になって、気づきのヒントが点滅し始める。どのヒントを手にするかは、各人違うだろう。だが、それはその時点で、その人に必要であり、そのグループに必要であり、もっと大きくその社会全体に必要なものなのかもしれない。

日常生活で見落とされた気づきのギフトを、あなたもドリームシアターで受け取ってみませんか?

(文・依浮)

 

☆ドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

日時・会場:
5/19(日)

12:30〜17:00

奥沢地区会館大会議室(東急大井町線九品仏下車2分)


6/23(日)

12:30〜17:00

奥沢仏地区会館第1会議室(東急大井町線九品仏下車2分)


参加費:3,000円(1回)


内容:五感・身体など、自分のすべてを使って夢と関わり、夢の歓び、表現の楽しさを実感するワーク。

 

対象:どなたでも参加できます。

 

ファシリテーター:依浮とし子(アートセラピスト、ドリームワークファシリテーター)

*準備の都合上、必ず前日20時までにお申し込み下さい。

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逃げる夢 〜4月、5月のドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

  • 2019.03.23 Saturday
  • 01:13

 

 

逃げる夢は、ユニバーサルな夢の一つに数えられる。逃げる夢をみたことがないという人は、まずいないだろう。

記憶にないということはあってもだ。私も以前は年がら年中、夢の中で逃げていた気がする。最近は頻度が落ちているが、それでもこの半年間で11個の夢で逃げていた。

 

確かに現実は、逃げたい事や物で溢れている。面倒でやりたくない考えたくない事や嫌な思いを伴う事象は、人生ではいつも複数あって、何とかそれらから逃れられないものか画策している自分がいる。

同時に、思考や想定など許さない大きな危険と恐怖に襲われて逃げる可能性も多々あるのだ。

 

「逃げる」は常に「追う」と対を成している。即ち逃亡者がいれば追手がいるということ。夢を主体水準でみれば、逃亡者も追手も自分自身。自分で自分を追い込み逃げているということになる。

客体水準でみると、追手は、社会的日常的な心理的圧迫感であったり、現実の事件・事故・災害などのニュースがもたらす恐怖だったりもする。それら実際の恐怖の事象から逃れた人は、その後幾たびも夢の中で逃げるだろう。

夢には、浄化作用があるといわれてるが、それがわかっていても、逃げる夢は苦しい。誰かと分かち合って支えて欲しい。この夢を何とかして欲しい。

 

先日のシアターに、「しがみつくナマケモノから逃げる夢」がありました。ステージは逃げきれずに終わりましたが、そこには、諦めだけでなく、自分であるナマケモノの受容が示唆されていたのです。

即ち、「逃げる」は「追手の受容」につながるのですが、この転換は一人ではなかなか難しい。シアターでは、孤独な葛藤を皆で共有することで、無理のない体感的な納得が生みだされます。

(文・依浮)

 

☆ドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

日時・会場:
4/7 (日)

12:30〜17:00

 九品仏地区会館第1会議室(東急大井町線九品仏駅下車1分)

 

5/19(日)

12:30〜17:00

 奥沢地区会館大会議室(東急大井町線九品仏下車2分)

 

参加費:3,000円(1回)

 

内容:五感・身体など、自分のすべてを使って夢と関わり、夢の歓び、表現の楽しさを実感するワーク。
対象:どなたでも参加できます。


ファシリテーター:依浮とし子(アートセラピスト、ドリームワークファシリテーター)

 

*準備の都合上、必ず前日20時までにお申し込み下さい。

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夢語の意味〜洗う  〜3月、4月のドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

  • 2019.02.21 Thursday
  • 18:00

 


洗う:行動の洗い流し。感情の洗浄、浄化。
洗濯:浄化。自己の否定的な感情を取り除くこと。 
洗浄する:自己表現しようとしている。創造的表現の試み。緊張の解放。否定的な経験や感情を取り除こうとしている。自分が自然のままであることを許そうとしている。
水:情緒、気分、感情のエネルギーの流れ。

ふと、昔みた夢のワンシーンを想い出す。いつみたかは想い出せない。洗濯物を取り込んでいる。そういえば、以前はよく洗濯とか干し物とかの夢をみた。最近はどうかな?と、夢日記を開いた。サラッと3〜4ヶ月分みると、思ったより「洗う」関係の夢が記されている。「水」まで拡げるとかなりの割合になりそう。

夢そのものに、浄化作用があるといわれている。過去の痛みを伴う体験や心的外傷の再体験などでは、苦痛や不満を和らげ、不快な感情を「浄化」する働きも、夢にはあると考えれている。

一般的に観劇には浄化作用(蓄積した緊張を解放する効果)があるとされているが、夢を劇の一幕とみれば、夢見者はその劇の作家であり、演出家であり、役者であるから、夢の浄化作用は大きいといえよう。

様々な夢の中でも、「洗う」や「水」関係ではより直接的に「浄化」を示唆しているのだろうか。夢体験そのものでも浄化が行われ、夢語の意味的にも「浄化」にフォーカスを促し、今の自分を振り返るようにいわれているのかもしれない。

シアターは夢プラス劇場なのですから、演じても観ても、その場にいることで浄化作用が進むのですね。だから、あんなに心が震えるのかもしれません。

(文・依浮)

 

☆ドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

日時・会場:
3/3  (日)

12:30〜17:00

奥沢地区会館第1会議室(東急大井町線九品仏駅下車3分)


4/7  (日)

12:30〜17:00

九品仏地区会館第1会議室(東急大井町線九品仏駅下車1分)


参加費:3,000円(1回)


内容:五感・身体など、自分のすべてを使って夢と関わり、夢の歓び、表現の楽しさを実感するワーク。


対象:どなたでも参加できます。


ファシリテーター:依浮とし子(アートセラピスト、ドリームワークファシリテーター)

*準備の都合上、必ず前日20時までにお申し込み下さい。

☆お申し込みはこちらからどうぞ!

☆その他のお問い合わせはこちらから

 

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