ヌミノースの夢  〜12月、1月のドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

  • 2019.11.13 Wednesday
  • 20:22

 

 ヌミノース体験:われわれの自我の力をはるかに超えた圧倒感、抗しがたい魅力、そして近よりがたい畏敬の感情を起こさせるような、ある体験。(河合隼雄著、ユング心理学入門)

 

夢の中にヌミノースの夢というのがある。ヌミノース体験をする夢だ。
非常に印象が強いのでみたら忘れない。私は、今までみたの夢の中で、4~5個位はザッと思い出せる。これを多いと思うか少ないと思うかは、其々だが。基本的には、どなたでもみているだろう。

最近みたヌミノースの夢を、先日シアターで演じてもらった。ヌミノースは体験することに意味があるので内容解釈・分析など不要という説もあるし、即興劇では、超越的なものや人はアクターが演じないという不文律みたいなものさえある。だから迷ったのだが、ヌミノース的な一場面だけでなく、ストーリー性もある夢だったので、演ってもらうことにした。

 

事前に夢を語る時には、アクターには、ヌミノースの夢だとは言ってない。
語りと絵から自由に受け止めてもらいたかったので。

結果は、私の予期したことを遥かに超えていた。夢と夢見者個人におけるあらゆる意味づけを超越した気づきを得たのだ。気づきは、夢のように俯瞰・体感・イメージを伴いながら、それそのものがヌミノース体験だった。

ヌミノース体験を自我が企図することはできない。アスリートがゾーン体験を再現させることが困難なように。だから、再度ヌミノースをシアターで演じてもらっても、あの気づきは得られないだろう。

既に、私の自我意識の中にある再現を欲する気持ちを無にすることはできないからだ。

ただ、このシアターで、ヌミノースは現実世界では扱いきれないという考えを打破して、「ヌミノース体験をシアターで演じることができる」という強い確信をもった。それが何を意味し方向付けるかは今は分からないが、トライする価値はあると思う。

ウーン、こうやってヌミノース体験を言葉で書く位難儀なことはない(汗)。


というわけで、体験・体感であるドリームシアターには興味深いものがいっぱい落ちています。どうぞ、皆さんも拾いに来て下さい。

 (文・依浮)

 

☆ドリームシアター・トライアルオープンワークショップ


日時:
12/15(日)

12:30〜17:00

奥沢地区会館大会議室(東急大井町線九品仏下車3分)


1/19(日)

12:30〜17:00

奥沢地区会館大会議室(東急大井町線九品仏下車3分)


参加費:3,000円(1回)


内容:五感・身体など、自分のすべてを使って夢と関わり、夢の歓び、表現の楽しさを実感するワーク。


対象:どなたでも参加できます。


ファシリテーター:依浮とし子(アートセラピスト、ドリームワークファシリテーター)


*準備の都合上、必ず前日20時までにお申し込み下さい。


☆お申し込みはこちらからどうぞ!

☆その他のお問い合わせはこちらから
 

 

多世界と夢 〜11月、12月のドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

  • 2019.10.19 Saturday
  • 21:00

 

 

以前、このテーマでメモを書いた。7月ごろだ。

6月のドリームシアターで、「多次元について語った人の話」が出たこと。

その次の日、宇宙人ものだと思って観ていたネットの連続ドラマが、「もう一つの世界」の話であることが判明したこと。

 

サイエンス雑誌に「マルチバースと多世界」が特集されていたのを思い出したこと。

 

などなどが、メモノートに書かれている。

 

多世界、多次元、パラレルワールド、マルチバースとか、言葉は色々だが、SFなどでは、同じような意味で使われているらしい。

私たちの人生を振り返ってみると、様々な分岐点をあることが分かるだろう。あの時こうしていれば、あそこであの選択をしていれば、などなど、切りなく見つけることができる。

 

でも時間は一方向にしか進まないから、どんなに思っても悔いてもその分岐点に戻ることはできない。

私個人の場合、25年前に我家を建てた時、間取りを決定する直前に大きく変更したあの日がすぐに思い浮かぶ。

何故なら、今の我家は使い勝手が良くなく、当初の間取りにしていればと年中思ってきたからだ。でもあの間取りにしていれば、今の私はいない。そう気づくと、これで良かったとしみじみ思うし、また同時にあの間取りに住んでいる自分はどん

な人生を送っているのかと思い巡らしたりもする。

 

私が属する集団の大きな分岐点といえば、2011年の大震災。あれが無い世界は、どの様に時を進めているのだろうか。

 

個人と集団でザックリと考えるならば、

1.当初の間取りに住む震災に遭遇していない私。

2.当初の間取りに住む震災に遭遇している私。

3.変更した現在の間取りに住む震災に遭遇していない私。

4.変更した現在の間取りに住む震災に遭遇している私。

の4通りの私がいる。4番目が今のここの私だ。

あと三つの私はどうしているのだろうか?

 

人生は一瞬一瞬が分岐点。その多様な分かれ目が、各々違う世界を形成しているとしたら?

・・・ その無限の拡がりにただただ茫然とする。

 

何故今7月のメモを確認したのか?

昨日みた夢。もう一つの世界に入り込んでしまう夢だった。夢の中で違う世界に来てしまったと思った夢。今までも、いつのまにか見知らぬ所にいる夢は何度もみている。というか、夢の中は常に、今現在覚醒しているこの世界とは微妙に違っている。でもそこで私はそれに疑問を感じていない。昨日の夢の中では、はっきりともう一つの別の世界と認識し、元の世界に帰りたいと考えているのだ。

 

夢は、多重構造で果てしなく次々と世界が拡がっていく。以前幾重にも重なった部屋の夢をみて、その多重の感覚を実感した。部屋は床・天井・壁に扉がいくつもあり、どの扉も其々さらに異なった部屋に繋がる。それらの部屋には同じようにいくつも扉がある。目覚めて夢を思いだすと、初めの部屋のシーンを何度も繰り返してみている? この夢に限らず私はよく夢日記に「繰り返し」と書くが、それは同じシーンを何度も通った気がするからだ。しかしよくよく思いだすならば、その繰り返しも決して全く同じでなく微妙に違うことがわかる。夢の世界の瞬間瞬間の分かれ目に帰っているのか。

 

昨日の夢は、このテーマに再度取り組むことを示唆してるのかもしれない。このテーマは凄く興味深いのだが、大きくて複雑過ぎていつもお手上げ状態になる。思考がすっ飛んでしまう感じ、今ここにいる脳と肉体の自分のキャパを超えている感じなのだ。でも、私の中の何かがこのテーマに魅かれて止まない。

 

だから、夢がもう一歩踏み出しのだろう。夢が後押しする時、私はそれに逆らわない、いや逆らえない。夢は私自身なのだから。夢は凡ゆるバースの私自身・・・

 

(文・依浮)

 

☆ドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

 

日時:

11/3(日)
12:30〜17:00
等々力地区会館小会議室(東急大井町線等々力下車7分)

 

12/15(日)
12:30〜17:00


奥沢地区会館大会議室(東急大井町線九品仏下車3分)

 

参加費:3,000円(1回)

 

内容:五感・身体など、自分のすべてを使って夢と関わり、夢の歓び、表現の楽しさを実感するワーク。

 

対象:どなたでも参加できます。

 

ファシリテーター:依浮とし子(アートセラピスト、ドリームワークファシリテーター)

 

*準備の都合上、必ず前日20時までにお申し込み下さい。

 

☆お申し込みはこちらからどうぞ!

 

☆その他のお問い合わせはこちらから

 

夢の瞑想 〜10月、11月のドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

  • 2019.09.15 Sunday
  • 22:57


高い所にいる夢を、2回続けてみた。
どちらも高台なのだが、一つは神社の階段を上がりきった開けた所で、下方に小さく家々が見えている。

下に降りようするが、階段は壊れていていて、不安定で狭くなっている。そこを何とか降りて行き、寂れた通りを歩いている夢。
もう一つは、山の上で大きな岩がごろごろしている所で、やはり下方に小さく集落が広がっている。

岩が突然崩れ始め、一緒にいた人が落ちそうになり、慌てて引き上げて逃げる夢。

「高い」の一般的意味

*高いところにいる:広い視野。孤立感、孤独感、安全なところから遠ざかっている感じ。心配。不安感。

*高いところを見上げる:感動、尊敬。上のステップへの挑戦。人生に対する幅広い展望や勇気、つまり精神的な支えを持とうとしていること。
眼下に遠く町や家並が見える夢は、覚えていて気になるものが多い。高いところから下を見れば、落ちそうで怖いし、遠い景色を一望すれば、広い幻想的な空間に感動する。心が大きく動くので印象的なのかもしれない。

2つの夢に漂うのは、下方の遠景に感慨深いものもありながら、集落から離れている淋しさと哀しさ、そしてそこに戻りにくい状況が生み出す不安と怖れ。どれも今私の中で泡立つ気持ちなのだろう。

この夢に限らず、夢を反芻するのは、自分と向き合う時間になる。夢のイメージに浸っていると、波立っていた気持ちは凪いでいき、頭の中の小煩いお喋りは消え、何も審判せず、何も欲せず、ただただ深い空間に在る。

夢が与えてくれる瞑想のひとときだ。(文・依浮)
 

☆ドリームシアター・トライアルオープンワークショップ
日時:
10/20(日)12:30〜17:00

奥沢地区会館大会議室(東急大井町線九品仏下車3分)


11/3(日)12:30〜17:00

等々力地区会館小会議室(東急大井町線等々力下車7分)


参加費:3,000円(1回)


内容:五感・身体など、自分のすべてを使って夢と関わり、夢の歓び、表現の楽しさを実感するワーク。


対象:どなたでも参加できます。


ファシリテーター:依浮とし子(アートセラピスト、ドリームワークファシリテーター)


*準備の都合上、必ず前日20時までにお申し込み下さい。


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嫌な夢 〜8,9,10月のドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

  • 2019.08.16 Friday
  • 11:00

 


こう暑い夜が続くと、寝苦しくて、嫌な夢ばかりみますね。

怖い夢、体感的に不快な夢、不安や焦りなどなど。余りに酷い夢は、メモする気にもならない、
思い出したくもないのですが、そういう夢ほど、一度外へ出すことがお薦めです。

話せる人がいれば話す、夢日記に書く、時間があるなら色や絵にしてみるなど、一度意識上での自己表現をします。

すると、感情や感覚だけが支配していた夢の世界が、少し客観的にとらえられるようになります。

嫌な夢だからと避けていると、不安や不快だけが澱のように溜まってしまうのです。
シアターは、話しを受け止めてくれる他者が複数います。

お互いが話し手であり受け止め手となって、嫌な夢でもサポートし合える場といえるでしょう。
 (文・依浮)

 





☆ドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

 

日時:
8/25(日)12:30〜17:00

九品仏地区会館第1会議室(東急大井町線九品仏下車2分)


9/15(日)12:30〜17:00

奥沢地区会館大会議室(東急大井町線九品仏下車3分)

 

10/20日曜12:30~17:30

奥沢地区会館大会議室

 

参加費:3,000円(1回)


内容:五感・身体など、自分のすべてを使って夢と関わり、夢の歓び、表現の楽しさを実感するワーク。

 

対象:どなたでも参加できます。

 

ファシリテーター:依浮とし子(アートセラピスト、ドリームワークファシリテーター)

 

*準備の都合上、必ず前日20時までにお申し込み下さい。

 

☆お申し込みはこちらからどうぞ!
 

☆その他のお問い合わせはこちらから
 


家に辿り着けない 〜8月9月のドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

  • 2019.07.18 Thursday
  • 20:05

 

前回のシアターに、電車が出てきた。「気がつくと、降りる駅を通り過ぎて、山の方まで行ってしまい、慌てて次の駅で降りる。外は薄暗くなっていて、戻りの電車をホームで待っている」要約するとこんな感じの夢。

 

最近は減って来たが、私も家に辿り着けない夢はよく見る。降車駅で降りられず過ぎてしまったり、手前で止まって動かなくなったり、酷い時は進行方向の線路が無くなっていたり(怖)、どの電車が自宅方面なのか分からないなど、種々雑多な状況で家には辿り着けない。

私は移動手段が主に電車なので、電車に乗る夢が多いが、時には徒歩で道に迷うこともある。

要するに家に辿り着けないのだ。「我家」は、一般的意味では自分自身だから、内なる自分にアクセスできない、人生のビジョンを見失っている、などなど。
どちらにしても戸惑いと不安がある。

 

電車の一般的意味。
電車:目的達成のためのパワー、エネルギー。自分自身。
(乗物全体の一般的意味は、2017年9月のブログ参照)

 

この日、参加者の関係で、私も演じたが、役は電車そのものであった。ステージで電車になった途端、迷いや不安がどっと押し寄せて来て、どの線路が自分の線路なのか戸惑い逡巡した。私の中の様々な不安や惑いが、電車になったことで、湧き上がって来たのだろう。結局初めの線路に戻ったが、最後まで不安と迷いは消えなかった。

 

ワークを終えて帰りの電車。その電車は、私を自宅最寄り駅まで運んではくれなかった。事故のため途中駅までしか行けず、その駅で、別路線で帰った方が良いのか、このまま運転再開を待つか、その他の手段はないか、不安の中散々考え迷って、結局そこで待つことにした。予定の二時間後に帰宅。やっと今日「迷う電車」を演じたことを思い出した。

シアターに参加するとこんな事もあるんですよね。

(文・依浮)

 

日時:
8/25(日)12:30〜17:00 

 九品仏地区会館第1会議室(東急大井町線九品仏下車2分)


9/15(日)12:30〜17:00

奥沢地区会館大会議室(東急大井町線九品仏下車3分)

参加費:3,000円(1回)


内容:五感・身体など、自分のすべてを使って夢と関わり、夢の歓び、表現の楽しさを実感するワーク。
対象:どなたでも参加できます。


ファシリテーター:依浮とし子(アートセラピスト、ドリームワークファシリテーター)

*準備の都合上、必ず前日20時までにお申し込み下さい。

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yesの上にyesを載せて 〜6月〜8月のドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

  • 2019.06.18 Tuesday
  • 08:00

 

 

 

即興劇の興味深いところは、何と言っても、始めたら取り返しが効かないこと。

台本があるわけではないので、言葉や動きなども方向性も、何が出るか何処へ行くか、始まる前はその場にいる誰もが分からない。

唯一、全員が共通のものとして持つのは、ドリームシアターでは語られた夢見者の夢である。それも、夢見者が全身全感覚で味わった夢を、言語で括って(実際のシアターでは描画がそれを補っているが)伝えたものだから、何とまあ曖昧で掴み所がないものなのか。でも、それのみが全員を繋げている。

 

始まれば、他のアクターが表現したものの上に自分の表現を載せていく。そしてまた自分の表現の上に他のアクターが表現を載せていくことで、即興劇は成り立つ。

 

一人のアクターが提示した表現の場に反応して、瞬間的に他のアクターが瞬間的に次の場を創る。自分が受け取った夢見者の夢の感じと他のアクターの受け取り方は違うかもしれない。そこで違和感が起きるかもしれない。でも、それに対して「ちょっと待って」と劇を止める事はできない。違和感は違和感として内包しつつ、提示された表現の上に自らの表現を載せる。yesの上にyesを載せて行く。

流れて行ったものは取り返せない。場に出された表現は消すことができない。訂正することはできないのだ。既に他のアクターが、そして場そのものが表現を受け取ってしまっているから。

 

うーん、これって、人生そのものではないか。日々の過ぎ去っていく時間も場も、絶対に戻すことはできない。私たちは、常に即興劇をしているようなもの。瞬間瞬間、此処に生きている自分が次の時間と場を創り出し、その流れは決して決して後戻りができないのだ。

 

シアターは、人生の在り方の一部を、凝縮して見せてくれる。yesにyesを載せていった先に、新たなものが生まれでる不思議さと感動。だからきっと興味深いのだろう。

それを共に創り上げる仲間がいることに感謝します。

(文・依浮)

 

☆ドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

日時・会場:

‬‪6/23(日)

12:30〜17:00

奥沢地区会館第1会議室(東急大井町線九品仏下車3分)‬


‪7/7(日)

12:30〜17:00

 奥沢地区会館大会議室(東急大井町線九品仏下車3分)


‬‪8/25(日)

12:30〜17:00

九品仏地区会館第1会議室(東急大井町線九品仏下車2分)

 

参加費:3,000円(1回)


内容:五感・身体など、自分のすべてを使って夢と関わり、夢の歓び、表現の楽しさを実感するワーク。


対象:どなたでも参加できます。


ファシリテーター:依浮とし子(アートセラピスト、ドリームワークファシリテーター)

 

*準備の都合上、必ず前日20時までにお申し込み下さい。

 

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夢は嘘をつかない 〜6月、7月のドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

  • 2019.05.20 Monday
  • 19:50

 

夢は嘘をつかない〜 長らく夢と付き合って来て、ある時ふと浮かんだこの言葉が、私の確信になっている。

嘘をつくのは言葉であり、イメージは嘘をつかない(つけない)と、考えて来た。

 

今、読んでいる本。「夢のフロンティア」(マーク・J・ブレッシュナー著)の-5章のタイトルは「夢のなかでは決して嘘をつかない」とあり、それはテキスト内で次のフレーズに繋がっている。「しかし、夢については嘘が言える。」

 

夢について他者に話すとき、言葉がどんどん進んで、別のイメージを構成してしまうことがある。心の何処かに「???」が浮かぶが、それは一瞬のことで、次の時間には見えなくなっている。夢日記をつけるときも、言葉や時間の整合性に気を取られて「?」をそのままにすることも多々ある。この「?」が、後に夢日記を見返したとき戻ってくることもあるが、全く気付かずスルーしてしまうことも少なくない。

 

嘘をついているつもりはないが、(夢であれば嘘だと人に知られることはないし)、なめらかな言葉の連なりは、他者や自分が受け入れ易い形になっている分、どこか工作的で平面的になってしまっているだろう。

 

だから私は、夢日記であれば、何度も何度も見返して、慎重に「?」を探す。
話し言葉で出したものは、殆どが「?」を取り返す術を持たない。

この事は、夢だけではなく、覚醒時の生活の中でも良くあることではないか?
私たちは、ある部分は現実に合わせるために、自分にも他者にも嘘をつく。
そして、嘘は次の嘘を招き、いつの間にか自分にとって何が本当だったのか分からなくなる。現実の生活は、夢ではない。即ち、その大半は私一人のものではないので、声に出した取り返すことのできない嘘が、他者との関係性の中で齟齬を産み続ける。

 

「人は信じられない」。この言葉はそのまま自分にも戻ってくる。その結果、自分の嘘と他者の嘘に触れぬよう、何枚も固いマントを被って暮らすことになる。そんな人々の群れは、まるでハリネズミの集団のよう。

 

ワークで夢をシェアしあう時は、できればこの固いマントを少しは脱ぎ捨てて向かい合いたいものです。

夢は、嘘をつかないと同時に、言葉の持つ刃を持っていません。

共有する時、言葉の介在は避けられないですが、自分の発する言葉に丁寧に耳を傾けながら、僅かな「?」にもフォーカスして、言い換えることのできる場が大切だと思っています。夢に坐して、マントを脱いだら爽やかな風が吹き抜けるでしょう。

(文・依浮)

 

☆ドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

日時・会場:
6/23(日)

12:30〜17:00

奥沢仏地区会館第1会議室(東急大井町線九品仏下車2分)


7/7(日)12:30〜17:00

奥沢地区会館大会議室

(東急大井町線九品仏下車2分)


参加費:3,000円(1回)


内容:五感・身体など、自分のすべてを使って夢と関わり、夢の歓び、表現の楽しさを実感するワーク。


対象:どなたでも参加できます。


ファシリテーター:依浮とし子(アートセラピスト、ドリームワークファシリテーター)

 

*準備の都合上、必ず前日20時までにお申し込み下さい。


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気づきの宝庫 〜5月、6月のドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

  • 2019.04.23 Tuesday
  • 19:48

 



夢は複雑で、構造的には多重であり、その意味においては多義的である。即ち、一つの夢には多くの意味が重なって含まれている。だから、教科書通りの分かり易いシンプルな様式に見える時もあるし、抽象画のように何を言ってるのかサッパリ分からない時もあるのだ。

目覚めて、夢を思い出す時、当然ことながら自我的・言語的思考の文脈に合わせなければ、夢を掴む事は難しい。時間も空間も物事のあり方も、起きている自分の枠組みで捉え記憶する。分かり易い夢は、この言語的思考に合わせ易く、しかもその時点で自我的に受け入れ可能なもの。サッパリ分からない夢は、この文脈では切り取り難く、自我の抵抗に阻まれるもの。

どちらの夢も、たくさんの気づきの宝庫なので、私は良く夢日記を見返す。思い出した時には納得した夢にも、また疑問符だらけだった夢にも、見返した時点での新たな気づきのきっかけがたくさん残されている。

だからこそ、ドリームシアターでも、振り返りの時間が大切なのだ。そこには、夢見者、演者、その場の全ての人に、気づきのための雨が降り注いでいる。夢をみた「時」、日記に書いた「時」、シアターで演じた「時」など、複数の「時」の膨らみが大きな一枚の絵になって、気づきのヒントが点滅し始める。どのヒントを手にするかは、各人違うだろう。だが、それはその時点で、その人に必要であり、そのグループに必要であり、もっと大きくその社会全体に必要なものなのかもしれない。

日常生活で見落とされた気づきのギフトを、あなたもドリームシアターで受け取ってみませんか?

(文・依浮)

 

☆ドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

日時・会場:
5/19(日)

12:30〜17:00

奥沢地区会館大会議室(東急大井町線九品仏下車2分)


6/23(日)

12:30〜17:00

奥沢仏地区会館第1会議室(東急大井町線九品仏下車2分)


参加費:3,000円(1回)


内容:五感・身体など、自分のすべてを使って夢と関わり、夢の歓び、表現の楽しさを実感するワーク。

 

対象:どなたでも参加できます。

 

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逃げる夢 〜4月、5月のドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

  • 2019.03.23 Saturday
  • 01:13

 

 

逃げる夢は、ユニバーサルな夢の一つに数えられる。逃げる夢をみたことがないという人は、まずいないだろう。

記憶にないということはあってもだ。私も以前は年がら年中、夢の中で逃げていた気がする。最近は頻度が落ちているが、それでもこの半年間で11個の夢で逃げていた。

 

確かに現実は、逃げたい事や物で溢れている。面倒でやりたくない考えたくない事や嫌な思いを伴う事象は、人生ではいつも複数あって、何とかそれらから逃れられないものか画策している自分がいる。

同時に、思考や想定など許さない大きな危険と恐怖に襲われて逃げる可能性も多々あるのだ。

 

「逃げる」は常に「追う」と対を成している。即ち逃亡者がいれば追手がいるということ。夢を主体水準でみれば、逃亡者も追手も自分自身。自分で自分を追い込み逃げているということになる。

客体水準でみると、追手は、社会的日常的な心理的圧迫感であったり、現実の事件・事故・災害などのニュースがもたらす恐怖だったりもする。それら実際の恐怖の事象から逃れた人は、その後幾たびも夢の中で逃げるだろう。

夢には、浄化作用があるといわれてるが、それがわかっていても、逃げる夢は苦しい。誰かと分かち合って支えて欲しい。この夢を何とかして欲しい。

 

先日のシアターに、「しがみつくナマケモノから逃げる夢」がありました。ステージは逃げきれずに終わりましたが、そこには、諦めだけでなく、自分であるナマケモノの受容が示唆されていたのです。

即ち、「逃げる」は「追手の受容」につながるのですが、この転換は一人ではなかなか難しい。シアターでは、孤独な葛藤を皆で共有することで、無理のない体感的な納得が生みだされます。

(文・依浮)

 

☆ドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

日時・会場:
4/7 (日)

12:30〜17:00

 九品仏地区会館第1会議室(東急大井町線九品仏駅下車1分)

 

5/19(日)

12:30〜17:00

 奥沢地区会館大会議室(東急大井町線九品仏下車2分)

 

参加費:3,000円(1回)

 

内容:五感・身体など、自分のすべてを使って夢と関わり、夢の歓び、表現の楽しさを実感するワーク。
対象:どなたでも参加できます。


ファシリテーター:依浮とし子(アートセラピスト、ドリームワークファシリテーター)

 

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夢語の意味〜洗う  〜3月、4月のドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

  • 2019.02.21 Thursday
  • 18:00

 


洗う:行動の洗い流し。感情の洗浄、浄化。
洗濯:浄化。自己の否定的な感情を取り除くこと。 
洗浄する:自己表現しようとしている。創造的表現の試み。緊張の解放。否定的な経験や感情を取り除こうとしている。自分が自然のままであることを許そうとしている。
水:情緒、気分、感情のエネルギーの流れ。

ふと、昔みた夢のワンシーンを想い出す。いつみたかは想い出せない。洗濯物を取り込んでいる。そういえば、以前はよく洗濯とか干し物とかの夢をみた。最近はどうかな?と、夢日記を開いた。サラッと3〜4ヶ月分みると、思ったより「洗う」関係の夢が記されている。「水」まで拡げるとかなりの割合になりそう。

夢そのものに、浄化作用があるといわれている。過去の痛みを伴う体験や心的外傷の再体験などでは、苦痛や不満を和らげ、不快な感情を「浄化」する働きも、夢にはあると考えれている。

一般的に観劇には浄化作用(蓄積した緊張を解放する効果)があるとされているが、夢を劇の一幕とみれば、夢見者はその劇の作家であり、演出家であり、役者であるから、夢の浄化作用は大きいといえよう。

様々な夢の中でも、「洗う」や「水」関係ではより直接的に「浄化」を示唆しているのだろうか。夢体験そのものでも浄化が行われ、夢語の意味的にも「浄化」にフォーカスを促し、今の自分を振り返るようにいわれているのかもしれない。

シアターは夢プラス劇場なのですから、演じても観ても、その場にいることで浄化作用が進むのですね。だから、あんなに心が震えるのかもしれません。

(文・依浮)

 

☆ドリームシアター・トライアルオープンワークショップ

日時・会場:
3/3  (日)

12:30〜17:00

奥沢地区会館第1会議室(東急大井町線九品仏駅下車3分)


4/7  (日)

12:30〜17:00

九品仏地区会館第1会議室(東急大井町線九品仏駅下車1分)


参加費:3,000円(1回)


内容:五感・身体など、自分のすべてを使って夢と関わり、夢の歓び、表現の楽しさを実感するワーク。


対象:どなたでも参加できます。


ファシリテーター:依浮とし子(アートセラピスト、ドリームワークファシリテーター)

*準備の都合上、必ず前日20時までにお申し込み下さい。

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